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シャペウのコツは膝抜き!試合に役立つ練習法とは?動画付き

投稿日:2018年6月5日 更新日:

シャペウで相手を抜くネイマール

シャペウはボールを浮かせて相手を抜くテクニックで、特にブラジルの選手たちが得意にしています。
でもネイマールの真似をしようと思っていくら練習しても、ボールが浮かない…、上手く行かない…、失敗してばかりという方も多いでしょう。

実はそうした失敗の原因は膝や股関節の使い方に問題があるのです。
でもきちんとコツを覚えて練習をすれば必ず出来るようになります。

そこで今回はシャペウのコツと練習法を解説します。

1.シャペウのコツ

(1)シャペウとは

シャペウとはポルトガル語の「Chapeau」のことで和訳すると「帽子」を意味します。
ボールを浮かせて相手の頭上を抜くテクニックですが、ブラジルの選手がよく使います。

特に有名なのが1958のワールドカップ決勝戦の時、当時17歳のペレがシャペウを使って相手を抜いてゴールしたことで世界中の話題になりました。

最近ではネイマールがよく使いますよね。

ところでシャペウのテクニックはいろいろなパターンがありますが、ペレにしてもネイマールにしてもボールを浮かすという技術の基本は変わりません。

でも上手く出来ない方の多くは、膝や股関節を使って「よいしょ!」というようにボールを持ち上げるのではないでしょうか?
たしかにこの方法でもボールは浮きますが、モーションが大きく素早い動きが出来ないためドリブルの抜き技としては使えません。
たぶんこうした点は多くの方が勘違いしていると思います。

シャペウにとって大切なコツは膝抜きです。
この膝抜きを覚えればほぼマスターしたようなものです。

そこで次にシャペウのコツである膝抜きのやり方を解説します。

(2)シャペウと膝抜き

膝抜きの手順は3つありますが、特に大切なのがタイミングです。

やり方は次のとおりです。
① ボールを引いて股関節と膝を脱力しながら膝を曲げる。
② 曲げた膝を急激に伸ばす。この時にカカトで地面を擦るように「とん!」と叩くとリズミカルになる。
③ ボールが指先に乗ったら親指と人差し指を使って跳ね上げる。

次の画像はボールを跳ね上げる直前のシーンです。
指がボールに隠れていますが、ここでは足の指が少し曲がっています。
このわずかに曲がった親指と人差し指を板バネのように「ピン!」と跳ね上げるわけです。

親指と人差し指でボールを跳ね上げる直前の様子

でもこの跳ね上げは足指を鍛えないとそう簡単には出来ません。
そこでおススメなのが足指グーパーと足指スリスリです。

ちなみにブラジルの選手がシャペウを得意とする理由は、指のグリップと跳ね上げの力が強いからです。
彼らは幼少期から裸足でサッカーをすることが多いので、自然と鍛えられているわけですね。

だから膝抜きと足指の跳ね上げは出来るだけ裸足で練習してください。
そうするとシャペウの上達も早くなります。

さて次はこれまで解説した膝抜きよりもさらにボールを高く浮かす方法として、背骨のバネ作用(ワップダウン)を使ったシャペウを解説しましょう。

(3)シャペウでボールを高く浮かす

次の動画のように背骨のバネ作用(ワップダウン)を使えば、止まっているボールも高く浮かせることが出来ます。

ここでの手順は3つです。
止まっているボールを高く浮かせる連続写真

① ボールを引きながら、股関節と膝を脱力しつつ背骨を伸ばして膝を曲げる。
② 曲げた膝を急激に伸ばす。
③ ボールが指先に乗ったら、ワップダウンで背骨を折り曲げながら親指と人差し指を使って跳ね上げる。

ワップダウンとは、いったん伸ばした背骨を自分の体重を使って急激に脱力することです。
そうすると重力落下運動が起こりエビ反りのような姿勢になります。
その結果このようにボールを高く浮かせることが出来るのです。

最初の動画ではほんのわずかしかボールが浮いていませんが、ワップダウンを使えばここまで高いシャペウが出来るわけです。
また試合中の密集状態でほとんど膝が振れなくても、ワップダウを使えば簡単に高くボールを浮かせることが出来ます。
ぜひワップダウンを使ったシャペウも練習してみてください。

なおワップダウンの動作は次の動画の1:10からのシーンを参考にして練習してください。
動画では一本歯下駄を履いていますが、ふつうのクツでも大丈夫です。

参考記事:一本歯下駄トレーニングの練習メニューおすすめ22選!

これまでシャペウのコツとして膝抜きやワップダウンの使い方を説明しましたが、これが出来るようになったら実戦練習をやりましょう。
そこで次にシャペウの練習方法を解説します。

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2.シャペウの練習方法

先ずは基本的なパターンとして、次の動画のように2人1組で3つのシャペウを練習しましょう。

実際の試合でのボールの動きは、バウンドしているのか?グラウンダーなのか?止まっているのか?という3種類しかありません。
だから、この3つのシャペウが出来れば後はいろいろなプロ選手のやり方を真似ても良いでしょう。
そうすることで自分のテクニックのバリエーションを増やすことが出来ます。

(1)バウンドしているボール

バウンドしているボールを浮かすやり方の説明画像
ボールがバウンドしている場合はインステップを使って浮かす方法が簡単です。
また膝抜きも必要ないので、きちんと足に当てられるかどうかだけを考えましょう。
ただし人によって足の形も違うので、自分のやりやすい場所を使ってください。
例えばインフロント、アウトサイド、つま先、親指と人差し指の付け根あたりなど、どこでも大丈夫です。

(2)グラウンダーのボール

グラウンダーのボールを浮かすやり方の説明画像

グラウンダーのボールをシャペウで浮かせる時は膝抜きを使いましょう。
この時、ボールが自分の方に向かって来るので、膝抜きと、親指・人差し指の跳ね上げを使えばボールが高く浮きます。

(3)止まっているボール

止まっているボールを浮かすやり方の説明画像

止まっているボールのシャペウは、いったんヒザ下くらいまで引くとやりやすいです。
また、膝抜き、親指・人差し指の跳ね上げ、背骨のバネ作用(ワップダウン)の3つのテクニックを使いましょう。
これは先ほど解説したボールを高く浮かすテクニックと全く同じですね。

なお、これまで解説した3種類のシャペウは相手がプレスに来たタイミングを狙うと効果的です。
こうした点も意識しながら練習してください。
相手がプレスに来たタイミングを狙ったやり方の説明画像

以上がシャペウの3種類のパターンの練習方法です。

さて次にシャペウに特有なボールを浮かす技術の応用として、膝抜きを使ったチップキックのやり方を解説します。

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3.チップキックへの応用

次の動画ではドリブルをしながらチップキックを蹴っていますが、これはシャペウのコツである膝抜きを使います。
ドリブルと膝抜きのタイミングはスローモーションで見ないと分かり難いと思います。
それだけドリブルからの膝抜きが自然な動きになっているということです。

相手にとっても「いきなりボールが浮いた!」ということで反応が遅れます。
つまりドリブルの途中でボールを浮かすテクニックは、相手にとっても予測し難い動きなのです。

別の見方をすれば、それだけチップキックと膝抜きの相性が良いということですね。
チップキックと膝抜きの説明画像

シャペウのコツである膝抜きのテクニックを覚えたら、ぜひチップキックにもチャレンジしてみてください。

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4.まとめ

これまでシャペウのコツや練習法を解説しましたが、基本的には膝抜きさえ覚えれば簡単に出来るようになります。
またリフティングが出来ないとシャペウは覚えられないと勘違いされる方が多いですが、そもそも膝抜きとリフティングはほとんど関係ありません。
だから小学校低学年であっても練習すれば出来るようになるのです。

一方、巷ではいろいろな種類のシャペウを紹介していますが試合ではあまり役に立ちません。
なぜなら、そうしたテクニックの多くはフリースタイルの人たちが単なるパフォーマンスとしてやっているからです。

実際の試合中のボールの動きは、バウンドしているのか?グラウンダーなのか?止まっているのか?という3種類しかありません。
そうすると3種類の動きに対するシャペウをきちんと覚えれば後はいくらでも応用が利くのです。
だから目先の派手な浮き技よりも、ぜひシャペウの基本テク二ックを身に付けてください。

【画像引用:Youtube.com

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