ブラジルでのコーチの経験を活かして、 サッカー未経験の方にも分かりやすく科学的で正しい理論をご紹介します

幼児がサッカーを始める時の3つの注意点!と練習メニュー

幼児期に必要な練習メニュー

幼児がサッカーを始めるとしたら、キック、ドリブル、トラップ、リフティングなどの専門的なテクニックの練習は必要ありません。

これまで何度も解説したように、小学生以降に本格的なサッカーの練習を始めるための大切な準備期間と捉えてください。

また幼児期に多様な運動経験をさせるという点で、サッカー以外のいろいろなスポーツにも積極的にチャレンジしましょう。

そこで次にいくつかの例をあげるので、幼児期の子供をお持ちの親御さんはぜひ参考にしてください。

(1)体つくり運動

小学校の体育の授業で行ういろいろな運動は、幼児期の子供にも効果があります。

次の動画は大分県教育庁が制作したものですが、コーディネーショントレーニングと同じ効果が期待できます。

この動画は役所が作った割には、よくポイントを捉えているので、ぜひ参考にして、お父さんやお母さんが子供と一緒に遊び感覚でトライしてみましょう。

※「やってみよう!体つくり運動」は①~⑥までのシリーズがあります。

(2)コーディネーショントレーニング

コーディネーショントレーニングとは、体の運動機能を調整する能力を向上させる練習法です。

こうした調整能力は、自分の思い通りに体を動かせるようになるという、サッカーを含めた全てのスポーツの上達に欠かせないスキルで、定位能力、変換能力、リズム能力、反応能力、バランス能力、連結能力、識別能力の7つに分類されています。

実際のトレーニングの方法はYoutubeで検索すればいろいろ出て来るので、そうしたものを参考にしてみてください。

くれぐれも書籍やDVDを購入したり、スポーツクラブに通う必要はありません。

遊び感覚でやってみても、十分な効果があります。

※「コーディネーショントレーニング」は①~③までのシリーズがあります。

(3)ブラジル体操

ブラジル体操は、ジュニア年代の少年団やクラブチームのウォーミングアップでもおなじみですよね。

この体操は動的ストレッチの一種で、全身の関節の可動域を広げる効果と、上半身と下半身のコーディネーショントレーニングの意味があります。

ちなみにブラジル体操の有料アプリもあるようですが、お金をかけなくてもYoutubeで検索すればいろいろ出て来るので、そちらを参考にすると良いでしょう。

(4)一本歯下駄トレーニング

一本歯下駄トレーニングは。全身の潜在的なバネ作用を呼び覚まし、身体能力をアップさせる効果があります。

こうしたバネ作用は、走る、跳ねる、飛ぶという動作に必要なパワーの動力源で、本来、誰にでも生まれ付き備わっています。

このトレーニングは筋トレではないので、小学校入学前の幼児が行っても問題はありませんし、多様な運動経験という点でもおススメですね。

(5)ヒップホップダンス

ヒップホップダンスはリズム感とバランス感覚の養成に、とても高い効果があります。

また身体の能力もアップするのでおススメです。

特にダンス教室に通わなくても、Youtubeで検索すればいろいろ出て来るので、そちらを参考にしてください。

インストラクターの動きを単に真似するだけでも十分に効果が上がります。

ちなみに、先ほどの一本歯下駄トレーニングの練習メニューにある「ワップアップ」と「ワップダウン」は、ヒップホップダンスの動きを参考にしたものです。

(6)ドッヂボール

ドッヂボールは、単なる遊びではありません。

全身を使ってボールを投げるため、意外に思われるかも知れませんが、とても高い運動効果があります。

またサッカーは足だけでやるものではなく、海外のトップ選手たちは上半身を上手く使ってパワーとスピードを発揮します。

そうした点では、幼児期のうちにぜひ「ボールを投げる」という全身を使った運動体験をたくさんやらせてください。

その際、特にルールにこだわる必要はありません。

ボールは100均のゴムまりを使えばよいですし、お父さんやお母さんが相手をしてあげれば良いでしょう。

(7)ボール蹴り

幼児期にサッカーの専門的なテクニックを練習する必要はありませんが、ボールを蹴る運動は必要です。

そこで次の要領で練習してください。

①裸足になって蹴る

足の指や足裏は「触覚」という大切な感覚器官です。

そこで裸足になって足の指や足裏を使い、ボールを蹴るという感覚を身に付けましょう。

ドリブルやキックなどの専門スキルではなく、くれぐれもボールを蹴るという程度にしてください。

この場合、ブラジルの選手たちがサッカーが上手いのは、幼少期から裸足でボールを蹴っていたからです。

日本では幼少期からクツを履いてサッカーをしますが、これでは繊細なボール感覚は身に付きません。

親指から小指、足の裏、カカトなど、いろいろなところを使ってボールを蹴りましょう。

こうした経験は、後々になって必ず活きて来ます。

また蹴り方はどうでも構いません。

なぜなら、裸足⇒足の感覚を繊細にすることが目的だからです。

むしろ遊び感覚で続けた方が将来にとって役立ちます。

②ボールはゴムまりが良い

ボールは100均のゴムまりで良く、大きさは3号球程度としてください。

ゴムまりは弾力性があるので、足の指にフィットしやすく痛みもありません。

またボールに当たる皮膚感覚も経験出来るので、繊細なボール感覚に繋がります。

③手でボールを持っても構わない

サッカーをしているわけではないので、幼児がボールを手で持って動き回っても構いません。

そうした場合は、ラグビーのように追いかけ回しましょう。

そうすることで、自然とSAQの能力が身に付きます。

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3.まとめ

幼児期の子供がサッカーするうえで大切なことは、将来のために今は何をするべきか?を親自身が理解することです。

特に大切なのは、次の3つです。

(1)幼児期のサッカーと弊害
(2)サッカースクールとの関係
(3)幼児期の多様な運動経験

また幼児期にはサッカー以外の多様な運動経験を積ませた方が、子供の後々のサッカー人生にとって必ずメリットになります。

そうした意味で、次の7つの練習メニューをご紹介しました。

(1)体つくり運動
(2)コーディネーショントレーニング
(3)ブラジル体操
(4)一本歯下駄トレーニング
(5)ヒップホップダンス
(6)ドッヂボール
(7)ボール蹴り

幼児をお持ちのお父さんやお母さんにおかれては、小学生以降に本格的なサッカーの練習を始めるための大切な準備期間と捉え、ぜひ今のうちにいろいろな運動をさせてください。