ブラジルでのコーチの経験を活かして、 サッカー未経験の方にも分かりやすく科学的で正しい理論をご紹介します

サッカーブログの良し悪しとは?記事の本質を見抜く力を身に付けよう!

【記事の本質を見抜く力】

(1)記事の本質とは

これまでブログの善し悪しを解説しましたが、それとともに記事の善し悪しを見抜く力も大切です。

この場合、あなたが「〇〇キックの蹴り方」を知りたいと思って検索して記事を見付けたとしましょう。

その際、スマホで「サラサラ」とスクロールして読んだとしたら、例え薄っぺらくて中身が乏しい記事を読んだとしても取りあえず満足して終わると思います。

でも、そんな読み方では巷でよくありがちな「楽して稼ごう…」という発想と何ら変わりません。

そもそもサッカーは、そんなに甘いものではありませんよ。

この場合に最も大切なことは、記事の行間に見え隠れしている執筆者の意図を読み取ることです(もっとも薄っぺらな記事では読み取れませんが)。

つまり記事の内容を深掘りするということですね。

例えて言うと、小説を読みながら主人公の心情や情景を思い描くのと同じです。

実は、こうした読み方がブログ記事の善し悪しという本質を見抜く力になります。

そうすることで、あなたが薄っぺらくて中身が乏しい記事を読んだ時に、なぜ?と言う疑問が生じ、そしてその答えが明記されていない現実に気が付くはずです。

つまりそうしたブログが価値のないものとなるわけですね。

くどいようですが、もしもスマホでさらさらと斜め読みしていたら、こうした善し悪しは判断できません。

そうした意味で、記事の本質を見抜く力を養いましょう。

(2)記事の信頼性の欠如

記事の信頼性の欠如とは、すでにネット上にあふれている情報を基にして、その内容が間違っているのにも関わらず、何の疑問もなく正しいと信じて記事にしてしまっていることです。

そうした記事は間違いを正してネットの信頼性を回復しなくてはいけません。

これはブログを書く側の問題かも知れませんが、読む側にも責任があります。

例として、私は過去に次の記事を書いています。

この場合、ゴールデンエイジは日本サッカー協会が30年前から提唱しているものです。

これを簡単に言うと、子供は9~12歳までの時期が運動学習に最適なので、この年代までにサッカーのスキルをたくさん覚えましょう…というものですね。

その場合、あなたは子供が13歳になったらもう遅いのだろうか…という疑問を感じませんか?

ふつうに考えたらおかしいですよね。

なぜなら中学生や高校生になってから上手くなった子供はたくさんいますし、海外の選手たちはユース年代になってから成長するケースがとても多いですからね。

これに対して、日本サッカー協会ではゴールデンエイジの根拠は「脳の可塑性」にあるとしています。

脳の可塑性を簡単に言うと、脳の使う部分は成長するが使わない部分は退化する…というものです。

またゴールデンエイジでは、脳の可塑性は20歳になるとほぼゼロになってしまうとされています。

つまり20歳を過ぎてサッカーのテクニックを覚えようとしても、20歳以降の脳は全く成長しないので、いくら練習しても脳細胞に記憶されることはない…、つまりいくら練習しても上手くならないということです。

これに対してブリティッシュ・コロンビア大学のララ・ボイド博士によれば、ヒトの脳は何歳になっても変化及び成長をするという事実が30年前に発見されていると公表しています。

つまり、脳の可塑性は20歳でゼロになることはないと言う意味です。

もちろんサッカーで言えば13歳になっても練習すれば上手くなる…ということなので、特に9~12歳の子供が運動学習最適期と決めつける必要はないのです。

でもそればかりではありません。

日本サッカー協会がゴールデンエイジを提唱したのは30年前ですが、ララ・ボイド博士によれば、すでに同じ時期に脳は何歳になっても成長するという事実が発見されていたのです。

つまり日本サッカー協会がゴールデンエイジを発表した当初から、間違ったままで日本中に広まってしまったわけですね。

ハッキリ言えば、日本サッカー協会は脳科学や医学の分野で世界中の笑い者だと思いますよ(笑)。

試しにグーグルで「ゴールデンエイジ」と検索してみてください。

ほぼ口を揃えたように、一生に一度のチャンス!とか、子供は9~12歳までが勝負!などというように、何も知らない親の気持ちをあおるような記事がたくさん見つかりますよね。

しかも13歳を過ぎたら運動は止めて勉強に専念しましょう…などという馬鹿げたブログまで見付かります。

お分かりですか?

これは記事の信頼性が欠如した状態…、つまり記事の内容が間違ったままで延々と日本中に広まっているということなのです。

そうした意味で、私のブログはこれまで常識とされていたことが間違っていたら、それをハッキリと否定した記事も書いています。

しかも否定するべき根拠と理由もきちんと明記していますよ。

そうした意味でブログを読む側にとっては、これまで正しいとされていたことは、実は間違っていることも多いので、記事の内容を鵜呑みにするのではなく、その信頼性をきちんと考えることも大切です。

その時に必要なのが「なぜ?」という疑問を持つことであり、また根拠や理由がきちんと書かれているのかどうかも確認しましょう。

ブログを読む側にとって、何の根拠も示さずに書いた記事を鵜呑みにして、それを信じ込んでしまうほど馬鹿げたことはありませんからね。

その一方で書く側も、その情報が本当に正しいのか?という信頼性をきちんと考えるべきですね。

そもそもブログは単に書けばよい…と思っていたら大間違いであって、きちんと伝えるという社会的な責任を持ちましょう。

そうすることで、読む側にも書く側にも記事の本質を見抜く力が身に付くのです。

スポンサーリンク

【まとめ】

これまで良いサッカーブログとは何か?という点で、いろいろなことを解説しました。

特に良いブログとは記事の内容が正しく、分かりやすく、詳しい内容を伝えていて、その根拠や理由も明記しているという特徴があります。

また悪いブログには薄っぺらくて中身のない記事がたくさん詰まっています。

さらにブログで記事を書くのは、人に伝える…という責任があるので、何の根拠もない無責任な記事を書くのは止めましょう。

その一方でブログの読者には記事の本質を見抜く力も必要ですし、もちろん書く側も責任を持たなくてはいけません。

そもそも日本では悪いブログはたくさんあっても、未だ専門的でかつ理論的な良いサッカーブログが不足しています。

だから検索エンジンもなかなか進歩しないのでしょう。

そうした意味で読む側は良いブログを選び、書く側は良い記事を書くようにすれば、悪いブログが淘汰され、良いブログがどんどん増えるのではないかと思います。

【画像引用:Youtube.com