ブラジルでのコーチの経験を活かして、 サッカー未経験の方にも分かりやすく科学的で正しい理論をご紹介します

ダブルタッチの2つの抜き方!イニエスタとメッシのやり方

(2)ダブルタッチのフェイントと練習法

先ほどのメッシのフェイント動作を私の息子「とも」が実演すると、次のような動きになります。

ここでのフェイントは、アウトサイドで抜くようなフェイントというよりも、利き足側への、ほんのわずかな重心移動だけです(動画では体重移動と表記していますが、重心移動と読み替えてください)。

その後、メッシと同じようにインサイドに戻してダブルタッチを始めます。

動画の0:59からの解説を見るとよく分かります。

このフェイントは、利き足のアウトからインに切り替えるだけなので、とてもシンプルですね。

先ほどのメッシの動画でも見られましたが、試合中にダブルタッチを使う場合は、このような簡単なテクニックで相手は引っかかってしまうのです。

また「とも」の抜き技の9割以上はアウトで抜くので、フェイントの効果としてもかなり高いと思います。

ちなみに、このような重心移動の練習法としては、インとアウトを使ったジグザグドリブルを練習すれば誰でも覚えられます。

またボールを使わない練習法としては、誰でも簡単に出来る重心移動体操もおススメですね。

※重視移動とサッカーの関係を詳しくお知りになりたい方は、次の記事をお読みください。
重心移動でサッカーが100倍上手くなる!【中学生でも分かる】

【まとめ】

今回は子供たちがダブルタッチを成功させるために、ぜひ覚えてほしい2つの方法を解説しました。

一つ目は、イニエスタのように相手に足を出させる。

二つ目は、メッシのようにフェイントを使う。

また、両方の抜き方に共通するのは、相手にボールをさらす動作を逆手に取って駆け引きをしたり、相手の逆を突いてかわすことです。

日本では、ダブルタッチを単一のテクニックとして考えがちなので、どうしてもタッチを速くする方法とか、タッチの幅を広げるとかのフィジカル勝負が大切と考えられがちです。

そうした意味では、相手にボールをさらす意味をきちんと理解して、駆け引きを使った抜き方などを覚えるべきだと思います。

ぜひ多くの子供たちが、ダブルタッチを上手くなれるように願っています。

【画像引用:Youtube.com