ブラジルでのコーチの経験を活かして、 サッカー未経験の方にも分かりやすく科学的で正しい理論をご紹介します

サッカーの一対一の守備で抜かれない方法!

サッカーの一対一で簡単に抜かれてしまう子供は多いですよね。

でも相手が抜こうとする時は「ある」特徴的な動作をするので、これをいち早く見破れば一対一で必ず勝てるようになるのです。

そこで今回は、一対一の守備でボールを奪うための方法を解説します。

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1.攻撃側の動きを理解する

(1)相手はどのように抜こうとするのか?

一対一の守備で抜かれてしまう子供は、どうしたら相手を止められるのか?どうすればボールを奪えるのか?という「手段」を先に考えると思います。

でも、その考え方は間違っているので、今すぐ変えましょう。

孫子の兵法に「彼を知り己を知れば百戦殆うからず(かれをしり おのれをしれば ひゃくせんあやうからず)」という言葉があります。

これはスポーツも同じで、敵の実力や作戦を知れば、どのように戦えば良いのかが分かる…ということですね。

つまり、相手を止める方法とかボールの奪い方を考える前に、ドリブラーがどのようにして抜こうとするのか?という「仕組み」をきちんと理解しないと一対一では勝てないのです(つまり敵の実力や作戦を把握するということ)。

例えば、あなたはドリブラーの抜き方の種類は大きく分けて二つしかないこと、ドリブルはあまりスピードを出せないこと、相手が抜く時の特徴的な動作などを、きちんと理解していますか?

実は、ジェラールピケ(FCバルセロナ)、セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)、ファンダイク(リバプールFC)などは、幼少期に攻撃的なポジションを経験したことで、ドリブラーが抜く時の特徴を覚えたのです。

だから、今でも世界的なディフェンダーとして活躍しているわけですね。

もしも、あなたが、ドリブラーの抜き方という「仕組み」を、きちんと理解していないのであれば、先ずはここから覚えましょう。

そのうえで、後述する「ボールの奪い方」を練習してください。

(1)ドリブラーの抜き方

一対一の時のドリブラーの抜き方は、大きく分けて先に動くか?後で動くか?の2つだけです。

①先に動く→ドリブラーが先に動いて抜く
②後から動く→守備側が足を出したところを抜く

そこで、これらの動きを順に解説します。

①先に動く→ドリブラーが先に動いて抜く

ドリブラーが先に動く抜き方は、さらに、A.フェイントを使わない場合とB.フェイントを使う場合の2つに分かれます。

A.フェイントを使わない場合

フェイントを使わないで抜くのは、次の動画の高校生のドリブルのように、最初からポールの進む方向を決めているようなものです。

小学生の場合も、同じように抜こうとするケースが多いですよね。

この場合はお互いの競争になるだけなので、ドリブラーの足が速ければ上手くいくでしょう。

でも守備側にとって、相手が抜こうとする方向が分かるので、後は追いかけるだけですよね。

足の速いディフェンスであれば、かえって守備はやり易いでしょう。

もしも子供さんの足が遅いようであれば、次の記事を読んで練習すれば必ず速くなります。
足が速くなる練習方法!小学二年生が三ヶ月で学年トップ?
サッカーの走り方!正しいのはピッチ走法とナンバ走法の融合?

なお、浮き技のシャペウはボールが落ちてくれば後は相手との競争になります。

そうした意味では、フェイントを使わない抜き方とほとんど変わりません。

だから、同じように後は追いかけるだけですね。

いずれにしても、相手がフェイントを使わないで抜こうとしたら、右に行くのか?左に行くのか?が、すぐ分かるので後は追いかけてボールを奪えば良いだけです。

なお、ボールの奪い方は後述します。

B.フェイントを使う場合

相手がフェイントを使った場合は、相手のモーションに騙されることがありますよね。

ところが、どのようなフェイントでも、ある一点の特徴に注意すれば、右に行くのか?左に行くのか?簡単に見破ることが出来ます。

例えば、小学生に人気のあるダブルタッチのフェイントであっても、この特徴は変わりません(詳細は後述します)。

もちろんダブルタッチ以外にも、シザースやマシューズなど、いろいろなフェイントがありますが、やはり、ある一点の特徴に注目すれば抜かれることはなくなります。

ちなみに犬を飼っている方なら分かると思いますが、犬と一対一をするとフェイントは通用しません。

その理由は、犬がボールしか見ないからです。実は、これも一対一で勝つためのヒントになります。

もったいぶるつもりはありませんが、詳しいことは後述します。

なお、この他に股抜きなどもありますが、この場合は守備側が半身になれば防げるので詳しいことは割愛します。

さて次は、②後で動く→守備側が足を出したところを抜く場合を解説します。

②後から動く→守備側が足を出したところを抜く

一対一で抜かれるパターンで最も多いのが、守備側が足を出してしまうケースです。

次の画像からも分かる通り、足を出すといったん動きが止まるので、直ぐに反転して追いかけることさえ出来ません。

しかも、守備側が足を出すのを意図的に狙って抜く場合もあります。

例えば、次の動画は私と息子「とも」の一対一の様子ですが、「とも」の抜き方は私が足を出した瞬間を狙っています。

「とも」は相手を抜く時に向かって行くスタイルなので、どんどん間合いが詰まって来るため、ディフェンスとしてはボールを奪おうとして、どうしても足を出したくなりますよね。

その時に守備側のヒザの動きを見て、足を出す瞬間を見抜いて抜くわけです。

どうして「とも」がヒザの動きを見るのか?というと、ヒトが足を動かす時は、常にヒザが最初に動くからです。

このように相手のヒザが先に動くのを見て抜くのは、まるで後出しジャンケンですね。

実はこうしたドリブラーの特性には、守備側が一対一で勝つためのヒントが隠されています(詳しいことは後述します)。

以上が大まかな抜き方ですが、次はドリブラーが抜く時の動作の特徴を詳しく解説します。

(2)相手が抜く時の特徴

① ドリブルで抜く時のスピード

守備側がドリブラーに抜かれて追いかける時は、相手はそれほど速くドリブル出来ません。

その理由は、ドリブルのタッチを見るとよく分かります。

次の画像のドリブルは、走る途中でボールタッチしていますよね。

実はタッチをする瞬間にボールの動きに合わせるため、どうしても走るスピードが落ちてしまうのです。

だからドリブルをしている時は、ふつうに走るスピードよりも遅くなってしまうわけですね。

そうするとドリブラーと並走した時は、ディフェンスの方が有利なので、僅かな差であれば追い付くことが出来ます。

実はこうした特性は、どのようなドリブラーでも同じで、ふつうに走るよりもドリブルの方が速い…というのはあり得ないのです。

そうは言っても、ほとんどの子供は相手に抜かれると「もうダメだ…」とあきらめてしまいますよね。

でも、相手は守備側との間合いの分(1m程度)だけ長い距離を走って抜かなくてならない…という、もう一つの不利な条件もあります。

だから、ディフェンス側にとって、実は有利な点がたくさんあるのです。

したがって、守備側は相手が抜く瞬間の動きをいち早く察知して、右に行くのか?左に行くのか?が分かれば、直ぐに振り返ってボールを奪うチャンスがあるわけですね。

そこで次に、相手が抜く時の特徴的な動作について解説します。

② 相手が抜く時の特徴的な動作

一対一の時に相手が守備側に対して有利な状況なのは、お互いに正対した時だけです。

その理由は、自分で行きたい方向を自由に決められるからです。

この時に守備側は相手が動き出さない限り、どちらに抜いて来るのか分かりません。

そうした不利な状況で、足を出してしまうのは相手の思うつぼです。

実は一対一で正対している時、守備側はあえて動かずにドリブラーの「ある動き」に着目すれば、右に抜くのか?左に抜くのか?が簡単に予測出来ます。

次の画像は「とも」のマシューズフェイント(インとアウトのフェイント)で突破するまでの動きです。

①はインサイドのフェイントから、右足が着地する直前です。

②と③は右足が着地した後の切り返しですが、この時の右足(後ろ足)に着目すると、ヒザの向きが抜く方向を向いていますよね(つまり左に抜こうとしている)。

その理由は、突破する時に、後ろ足で地面を蹴ってドリブルをスタートするからです。

この時に、もしも前足でボールを蹴ってから走り出すと動き出しが遅くなりますし、ぎこちないですよね(※実際に試してみるとよく分かります)。

どうして、このような動作をするのかというと、ヒトは後ろ足で地面を蹴ってから走り出すからです。また、その時の後ろ足のヒザは、必ず走る方向に向けています。

こうした動作特性は、どのような高速ドリブラーでも変わりませんし、短距離走のスタートも同じです。

この場合、日本では相手が抜く瞬間に前足でボールを動かしたのを確認してから追いかけろ…とよく言われますが、それからではもう遅いのです。

いずれにしても、相手がいろいろなフェイントを使って揺さぶりをかけたとしても、最終的には、このような動作(後ろ足のヒザが抜く方に向く)が見られます。

次の動画を見ても、子供たちが抜く時の、後ろ足のヒザは抜く方向を向いていますよね。

何度もくどいようですが、ボールを動かすためには、後ろ足で地面を蹴らないと前に走り出すことは出来ないのです。

特に足の速い選手は、後ろ足のヒザだけではなく、上半身もそろって向くので、簡単に抜く方向が分かってしまうわけですね。

したがって守備側は、後ろ足で地面を蹴る動きとヒザの向きをいち早く察知して、直ぐに振り返って並走すれば高確率でボールを奪えるのです。

ここで、先ほどの「1-(1)ドリブラーの抜き方 ②後から動く→守備側が足を出したところを抜く」の解説を思い出してください。

そこでは「守備側のヒザの動きを見て足を出す瞬間を見抜いて抜く…、」と説明しましたよね。

これはドリブラーがディフェンスの動きを見抜くという意味で、後出しジャンケンになります。

これに対して、守備側がドリブラーの後ろ足のヒザの向きを察知するのも、同じように後出しジャンケンなのです。

そうすると相手のフェイントにも、惑わされることがなくなるわけですね。

要するに相手がドリブルで抜く時も、守備側がボールを奪う時も、相手のヒザの動きを待てば良いのです(どちらも後出しじゃんけん)!

例えば次の画像の高校生の一対一を見ると、13番のディフェンスは足を出さずにドリブラーの動き出しを待ってからボールを奪っていますよね。

先ほど解説した、ジェラールピケ、セルヒオ・ラモス、ファンダイクなども、こうしたドリブラーが抜く時の動き出しを読む能力がとても高いのです。

だから優秀なセンターバックとして称えられるわけですね。

特にリバプールFCのファンダイクは、2018-2019シーズンのプレミアリーグの試合中の一対一で、一度も抜かれていません。

チャンピオンズリーグではFCバルセロナのメッシも抑え込みましたし、センターバックとしては珍しくMVPを獲得した理由がよく分かりますね。

ところで先ほど、抜く直前の後ろ足のヒザは抜こうとする方向を向く…と解説しましたが、これは高速ドリブラーの特徴でもあります。

例えば、ロッべンの後ろ足(右足)のヒザは、きれいに前を向いていますよね。

ところが、日本代表の原口を見ると、両ヒザがほんのわずかに外側を向いています(がに股)。

そうすると守備側は、後ろ足のヒザ(原口の場合は右ヒザ)は、必ずしも抜く方向を向いていないので、察知し難いのではないか?と思えますよね。

でも、がに股の選手はそれほど速く走れません。

なぜなら、がに股で走ろうとすると地面反力を十分に得られないので、パワーロスを起こしてしまうからです(地面をきちんと蹴って走れない)。

だから守備側が、相手の動き出しに多少遅れたとしても、ドリブラーに追い付くことは十分に可能なのです。

特に日本人は姿勢が悪く、骨盤が後傾気味で開いているため、サッカーに限らずほとんどのスポーツで、がに股の人が多いですね。

(3)守備側が抜かれないために注意すること

ここで、一対一の守備で抜かれないための注意点をまとめておきましょう。

①ドリブラーの抜き方は、大きく分けると2種類しかない。

②ドリブルは走るスピードよりも遅いので、ドリブラーと並走した場合はディフェンスの方が有利である。

③お互いに正対した状態ではドリブラーが有利なので、守備側は足を出さずに相手の動き出しを待つ。

④ドリブラーが抜く直前の後ろ足のヒザが、抜く方向に向いて動き出すのをいち早く察知する(後出しじゃんけん)。

以上の4つの点を踏まえて、次に一対一でのボールの奪い方を解説します。

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2.ボールの奪い方

(1)間合いを保持

お互いに正対した時は、下図の①のように、必ず一定の間合いを保持しましょう。

その理由は、距離を詰め過ぎるとドリブラーの動き出し(蹴る方の後ろ足のヒザの向き)が分からなくなるからです。

また、この時に相手が向かってきた時は、半身の姿勢で間合いを維持しながら少しずつ下がり、抜く瞬間の動き出し(後ろ足のヒザの向き)を待ちましょう。

この時、ドリブラーが抜く時の後ろ足のヒザに着目して、ボディフェイントなどに騙されないようにしてください。もちろん安易に足を出してはいけません。

先ほど、犬にはフェイントが効かないと解説しましたが、これと同じで相手の上半身の動きは無視するくらいがちょうど良いのです。

また相手がアウトのフェイントとダブルタッチを組み合わせるような、複雑な抜き方をしようとする場合もあります。

その場合でも、次の画像では地面を蹴る方の足のヒザ(右足)に着目すると、アウトで突破する方向(左側)には向いていませんよね。

この状態をきちんと見極めれば、フェイントに惑わされることはなくなります。

また同じようなフェイントで、メッシが抜こうとするシーンを見ても、やはり地面を蹴る方の足(右足のヒザ)は、フェイントする方向(左側)にはハッキリと向いていませんよね。

だから、左側には突破しないということで、単なるフェイントでしかないのです。

この他にも、いろいろと複雑なフェイントもありますが、基本的な考え方は変わらないので、地面を蹴る方の足のヒザの向きに集中してください。

ところが、頭では分かっていても、実際に相手と正対すると、どうしても足を出す癖が直らない子供も多いでしょう。

その場合は、次の要領で「後出しジャンケンゲーム」の守備側を体験させてください(下の画像であれば私がいる方)。

練習の手順は次のとおりです。

(ア)相手と向き合う。
(イ)相手の膝の動きを確認する。
(ウ)ボールを動かす。
※お父さんかお母さんがドリブラーになって、子供さんを守備側にさせてください。


この練習は、本来であれば子供さんがドリブラー役になりますが、一対一の守備側を体験させることで、足を出すと簡単に抜かれてしまう!という意識を持たせる狙いがあります。

やはり、いくら「足を出すな!」と言っても、実際の試合では簡単には直りませんし、プロでも簡単に足を出して抜かれることが多いです。

そうした意味でも、やはり経験させるのがいちばんだと思います。

また、次の動画の一対一ゲームを練習する時に、お父さんがドリブラーで子供が守備側になるのも良いでしょう。

その時は、抜く瞬間の動き出しの特性(地面を蹴る方の後ろ足のヒザの向き)を覚えさせましょう。

※後出しじゃんけんゲームや一対一ゲームを詳しくお知りになりたい方は、次の記事をお読みください。
ドリブルが本当に上手くなる練習方法とは?即効・対人メニュー!

さて、次は相手が抜いた時の対応方法として、(2)体幹ひねり(反転)について解説します。

(2)体幹ひねり(反転)

相手が抜く時の動き出しを確認したら、下図の②のように体幹ひねりで反転しながら追いかけましょう。

実は、この反転動作をいかに速くするのか?という点も重要です。

この時、足の力で踏ん張って反転すると動きが遅くなります。なぜなら、上半身と下半身の体重比は6対4なので、足の力だけを使うと上半身が重りのようになって動きが遅くなるからです。

そこで、次の動画の要領で、体幹ひねりの動きを覚えてください。

ただし、筋肉の伸張反射を活かすためにも、次の画像のように、①・A1(上半身をひねる)と②・A2(下半身をひねる)というように、上半身が先行して下半身が連動するというイメージを持ちましょう。

そうすると、体を反転させる時に、上半身の重さが遠心力のように働いて素早い動作が出来るので、ドリブラーが抜く時の動き出しに対する反応が速くなります。

もちろん、あまり意識し過ぎるとぎこちなくなるので、最初のうちは上半身と下半身を交互にひねるだけでも結構です(慣れて来たら上半身先行→下半身連動のイメージを持つ)。

こうした体幹ひねりと合わせて、ぜひ膝抜きも覚えてください。

膝抜きを覚えると、重心移動や重力落下を利用できるので、足の筋力とはほぼ関係なくスピードとパワーを十分に発揮出来ます。

だから、試合中にどんなに疲れていても、走り出しがとても速くなるのです。

※膝抜きのやり方については、次の記事をお読みになると良く分かります。
膝抜きでサッカーのプレーが劇的に改善!【練習法も解説

さらに、もう一つ重要な点があります。

それは守備の姿勢を低くしないということです。

その理由は、ディフェンスの時に姿勢を高くして高重心にするとスピーディーな重心移動が出来るからです。

日本ではディフェンスの時に腰を落として低くするように言われますが、これでは反転動作が遅くなります。

だから、守備の時は絶対に姿勢を低くしないでください!

※重心移動やディフェンスの姿勢については、次の記事をお読みになると良く分かります。特にいろいろなプレーのパフォーマンスが劇的に改善するので、ぜひ覚えましょう。
重心移動でサッカーが100倍上手くなる!【中学生でも分かる】
ディフェンスの低い姿勢は間違い!【海外サッカーとの比較】

(3)ショルダータックル~体を入れる

ドリブラーの動き出しを捉えてタイミングよく反転して追い付いたら、ショルダータックルをして相手とボールの間に体を入れましょう。

特に、次の画像では、相手が抜く時のタッチ(下図の①)~次のタッチ(下図の③)までの間はボールが無防備になります。だから、このタイミングがボールを奪う最高のチャンスですね。

このタイミングで強めにショルダータックルをすると、相手はバランスを崩して次のタッチがやりにくくなりますし、上手くいけば相手の足元からボールが離れてしまうはずです。

その隙を狙って、相手とボールの間に体を入れるようにしてください。

もちろん相手が粘って直ぐにボールが奪えないこともありますが、並走している限りは守備側の走るスピードの方が速いので、しつこく追いかけましょう。

もしもこの時点でボールが奪えなかったとしても、結果的には相手チームの攻撃を遅らせることになります。

また相手が突破をあきらめてバックパスや横パスで逃げたとしたら、守備側は一対一で勝ったのと同じです。

そうした点では一対一で簡単に抜かれてしまうよりも、チームの守備戦術としては合格と考えましょう。

以上ですが、ドリブラーが抜く仕組みと、抜こうとする時の特徴(後ろ足のヒザの向き)を見抜けば、必ず一対一で勝てるようになるので、ぜひ覚えてください。

3.まとめ

これまで一対一の守備で、ドリブラーの抜き方の特徴を踏まえたボールの奪い方を解説しました。

特に注意したいのは、お互いに正対した状態で足を出さずに、相手の動き出しを待つことです。

さらにドリブラーが抜く瞬間に地面を蹴る方の後ろ足のヒザは、必ず抜く方向に向くので、この動きをいち早く察知するのも大切です。

日本では「足を出すな!」とか「飛び込むな!」という大ざっぱな指導が多いので、これではボールを奪うテクニックは身に付きません。

だから日本では、優秀なセンターバックやアンカーが育たないのです。

ぜひ、多く子どもたちが一対一の守備に強くなって、ボールが奪えるようになるよう願っています。

【画像引用:Youtube.com