ブラジルでのコーチの経験を活かして、 サッカー未経験の方にも分かりやすく科学的で正しい理論をご紹介します

股抜きが上手くなるコツは2つのタイミング!【練習法も解説】

(2)相手が足を出した時

相手が足を出した時のタイミングの掴み方は、先ほどの(1)相手が股を開いている時とほぼ同じです。

この時のパターンは大きく分けて、①相手が止まっている時、②相手が動いている時の2つに分けられます。

①相手が止まっている時

相手が止まっている時に足を出して来るというのは、先ほどの動画の0:10からのシーンのように、青4番の選手が右足を出したところを股抜きすることです。

ここでは青4番の選手が左足→右足という順に足を出して来ましたが、この状況は先ほど解説した(1)相手が股を開いている時や②相手が止まっている時とあまり変わりません。

なぜなら、いずれも相手が止まっているわけですし、股を開いてそのまま立っているのか?足を出してくるのか?だけの違いだからです。

また、いずれの場合もボールの通り道はT字型になりますし、自分の間合いに入った時点で股抜きをすれば良いと言うことだけです。

だから、決して難しいことはありません。

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②相手が動いている時

この場合は、主に相手が並んで追いかけて来るような時です。

先ほどの動画の0:30からのシーンでは、メッシが併走して追いかけてくる黄色の選手を股抜きをしています。

少し難しそうなテクニックですが、意外とそうでもありません。

ここで重要なことは、相手の左右のどちらの足が、次に出るのか?ということをいち早く予測することです。

このシーン(シーン2)でメッシは、右足の次は左足が出る…と予測しただけだと思います。

なぜ予測できるのか?と言うと、人間は2足歩行の動物だからです。

右→左→右→左というように交互に足を動かすので、右足が動いたら次は必ず左足が動きますよね。

だから、こうした動作特性を理解すれば、次にどちらの足が出るのか?という予測はそれほど難しくはないのです。

また、相手が足を出すタイミングを見抜くのは、どこに注意すれば良いのか?という点は特に重要です。

 それは相手のヒザを見て判断します!

 なぜなら、ヒトが足を動かす時は、必ずヒザが最初に動くからです。

しかも、相手は、この動作を急に止められません(車は急に止まらないのと同じ)。

つまり、左右のどちらかのヒザが、ほんのわずかでも動いたらチャンスなのです。

そうした時は、必ずボールの通り道が「T」の字になっています。

ちなみに、相手が足を出した瞬間を狙って、アウトやイン(股抜きを使わずに)で抜く時も、相手のヒザの動きさえ見ていれば簡単に抜けます。

要するに、こうしたヒトの動作特性を、きちんと理解しているだけで、相手を面白いように抜けるわけですね。

さて、これまで(1)相手が股を開いている時(2)相手が足を出した時の股抜きを解説しました。

次は、これまでの解説の補足的な内容として、股抜きが上手い選手と下手な選手の特徴を説明します。

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