ブラジルでのコーチの経験を活かして、 サッカー未経験の方にも分かりやすく科学的で正しい理論をご紹介します

骨盤前傾トレーニングで身体能力アップ!一流アスリートの特徴とは?

3.骨盤直立がスポーツに向かない3つの理由

(1)日常生活に限定した姿勢

骨盤直立は、日常生活とは全く違った次元で考える必要があります。

骨盤直立のイメージ

そもそも、直立状態は骨盤を支点にして上半身を支えます。
その場合、上半身と下半身の体重比はそれぞれ6対4なので、まるで足腰で重たい荷物を背負うようなものです。
そうすると、重心を低くしないと安定して生活できなくなります。

日常生活ではあまり不便を感じないでしょうが、もしもこの状態でスポーツをするとしたらパフォーマンスは低くくなるだけです。

そもそも、一流のアスリートは骨盤前傾なので、背骨のバネ作用が使えますし高重心です。
こうした理由は、タイツ先生こと吉澤雅之さんが解説する次の動画をご覧になるとよく分かります。

(2)背骨のバネ作用が使えない

骨盤直立は、背骨のS字カーブが弱いため、ほぼ真っ直ぐの状態になります。

骨盤前傾と骨盤直立の比較

そうすると背骨のバネ作用が弱いので、飛ぶ、跳ねる、走るなどの動作が劣ります。
実際の姿勢はやや棒立ちになりやすいため、スポーツに必要とされる機敏な動作はかなり難しいです。

(3)腸腰筋・ハムストリングスの関係

骨盤直立は、背中、お尻、腸腰筋、ハムストリングスなどの筋肉群が緊張状態になりません。
そうすると腸腰筋やハムストリングスが未熟で故障が多く、飛ぶ、走る、跳ねるという身体能力も低いのです。
やはり、骨盤直立がスポーツにとって最適…などという考えは大きな間違いです。
そうした点はくれぐれもご注意ください。

さて、これまでの解説の中で骨盤前傾の優位性がお分かりになったと思います。

そこで、次に骨盤前傾に改善するためのトレーニング法について解説します。

 

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4.骨盤前傾に改善するトレーニング

私の息子の「とも」は幼少期から猫背で骨盤後傾でしたが、小学二年生の三学期から半年間程度トレーニングを続けて骨盤前傾に改善しました。
トレーニング方法は次の動画を参考にしてください。

(1)カカトを浮かして、つま先立ちになる。
(2)背筋を伸ばして胸を張り、お尻を突き出す姿勢を保つ。
(3)一日あたり30秒~1分くらい。

この動画では玄関を利用していますが、階段を使っても良いし、その場でつま先立ちするだけでも良いです。

大切なポイントは、背筋を伸ばして胸を張りお尻を突き出す姿勢を保つということだけです。
腰痛で悩む親御さんにも効果的です。
その理由は簡単で、姿勢が悪いからです。
とても簡単なのでぜひ参考にしてください。

なお、子供さんがすでに骨盤前傾の場合は、このトレーニングはしないでください。
必要以上に骨盤前傾になると、背骨の発達に支障をきたすからです。

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5.まとめ

海外のアスリートは骨盤前傾によって背骨のバネ作用が使えますし、腸腰筋・ハムストリングスが発達するので身体能力が高いです。

そうした点は、日本の選手たちにとっての大きなハンデです。
だからこそ、骨盤前傾に改善して身体能力を高めるべきだと思います。
そうすることで、初めて海外の選手たちに追い付くことが出来るのでしょう。

【画像引用:Youtube.com