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サッカーの基本

逆足練習の正しい指導法!【サッカーを脳科学で解明】

投稿日:2019年4月13日 更新日:

逆足ででドリブル練習する子供
日本の育成年代のサッカー指導は、幼少期から「逆足が使えないとダメ!」とか「両足を使え!」とよく言われます。
でも、本当にこの時期から逆足の練習が必要なのでしょうか?

実は、こうした指導を脳科学的に考えると大きな問題が隠されています。

そこで、今回は脳科学的な視点から、幼少期からの逆足練習の弊害、利き足と逆足の関係、逆足の練習を開始する最適な年齢などについて詳しく解説します。

1.幼少期からの逆足練習の弊害

日本のサッカー指導では幼少期から逆足の練習を繰り返します。
その理由は試合中に左右両足が均等に使えるようにするためです。
だからドリブル、キック、トラップとも、常に利き足と逆足の両方を練習することが多いです。

そうした現状において小中学生の育成年代の将来を考えた場合、いくつかの弊害が考えられます。

(1)海外で活躍できる選手が育たない

利き足と逆足の両方を均等に使いこなすという考えは、器用な選手が増えることを意味します。
また器用な選手には弱点がない…ということで、日本ではもはや幼少期からの育成指導の常識と考えられています。
さらにこうした考え方は、すでに親御さんにおいても多くの方が納得しているようです。

逆足のボールタッチをする子供

そうした場合、実際の指導現場では、「メッシでもマラドーナでも右足を使う!」「だから逆足の練習が必要!」という決まり文句があります。
たしかに一理あるでしょうが、本当にこうした考えが正しいのでしょうか?

実は彼らが活躍できるのは利き足のレベルが高いからです。
利き足の技術を最大限に伸ばし、これを武器としていたことから試合で多くの得点が出来たのです。
つまり彼らにとっては何をおいても先ずは利き足ありきなのです。
だからこそ逆足も活きたのです。

実は海外ではこうした考え方が当たり前であって、クリスチアーノ・ロナウドやネイマールでさえも技術の基本は利き足にあるのです。

そのように考えれば、日本の育成のように利き足も逆足も使えるようにする…という指導法は、器用だが平均的な選手しか育たないという弊害が起きます。
言い方を変えれば、一種の器用貧乏的な選手を大量生産しているようなものです。
日本代表においても特に右利きの選手にはそうした傾向が見られます。

また近年ではたくさんの日本人選手が海外に移籍しましたが、トッププロの仲間入りをするほどの活躍は出来ていません。
その理由の一つは利き足のレベルが極めて低いからです。

つまり日本の育成指導では、海外で活躍できる選手が育ち難いのです。

そもそも、日本は政治や経済では先進国ですが、サッカーでは後進国です。
また、サッカーの強豪国には必ずと言って良いほど天才的なプレーヤーが出現しますし、そのような選手がエースとして活躍するのです。
そうした点で「逆足も使えるようにする」という考えは、中途半端な選手を作り続けるだけではないでしょうか?

(2)幼少期からの逆足練習と体の開き

幼少期から逆足練習を繰り返すと、ボールを持った時に棒立ちで体が開く習慣を身に付けます。
また、こうして成長した子供たちは両足の間にボールを置くという悪いクセが身に付きます。

こうした体の開きは、サッカーなどのスピーディな動作を要するスポーツには向かない体勢です。
その理由は3つあります。
一つ目はパワーが集中できずスピードが出せない。
二つ目は体の軸が不安定になる。
三つ目は上半身が効果的に使えない。というという点です。

また体が開いた状態は、立ったり歩いたりという日常的な動作と変わりません。
そうすると、両足のマーカードリブルや両足リフティングなどは歩く動作を練習するのと同じなのです。

逆足を練習する子供

別の意味では単に抗重力筋(立ったり歩いたりするための筋肉)を鍛えているだけであって、サッカーで最も大切な軸足や中心軸(体幹)さえも強化していないのです。

これに対して利き足を強化すると体の開きがなくなり、体幹や軸足も強化されます。

例えば利き足だけでドリブルしたり、リフティングをするだけで、三ヶ月も経つと半身の姿勢を維持するようになります。
また軸足も強化されることから、パワーが集中出来てスピードが出せる、体の軸が安定する、上半身が効果的に使えるという3つの効果が現れるのです。

こうした利き足の強化によってサッカーが上手くなるという事実は、歴史的にもメッシやマラドーナという天才の存在が証明しています。

私は逆足練習を否定するつもりはありません。
くれぐれも幼少期からの過度な両足練習が問題だと考えているのです。

そうした点を踏まえ、逆足練習を始めるのは利き足のレベルを最大限に上げ、全てのテクニックをマスターしてからでも良いと思っています。

(3)日本人の体は開きやすい

欧米人と比べて日本人の体は胴長短足傾向です。
これは今も昔も変わりません。
またそうした現状では体が開きやすくなります。

これはどういうことか?と言うと、「やじろべえ」を想像すると分かりやすいと思います。
やじろべえは頭でっかちなので、そのままでは倒れてしまいます。
そこで、両腕を長くすることでバランスを保って立ち続けることが出来るのです。

やじろべえ

これをヒトの動作に例えてみましょう。
欧米人は足が長いので、やじろべえの長い腕と同じような役割を持つことから、そのままでも十分に日常生活が出来ます。

ところが日本人は胴長短足なので身長に占める上半身の割合が大きいため、自分の足を使ってバランスを取るのが大変です。
そうすると両足を左右に広げる(がに股に近い)ことで安定を保とうとすることから、自然と体が開きやすくなるのです。
つまり日本人は、欧米人よりも体が開きやすいということです。

欧米人と日本人の体形の比較

でも、日本人は戦後から栄養状態が改善されて体型が変化したため、足は長くなっているはず…という反論があると思います。
だから胴長短足ではない!という指摘もあるでしょう。

ところが文部科学省の平成27年度学校保健統計調査報告書(昭和24~平成27年度の統計)によれば、子供たちの身長は戦後から上昇傾向が見られたものの足の長さは伸びていない…、むしろ短くなっているという事実が分かりました。
つまり日本人は公的データにおいても短足傾向が明らかなのです。

この報告書の「年齢別下肢長(平均値の推移)」によれば、男子の場合は平成6年頃に17歳の足の長さが80㎝に近かったのですが、それ以降はだんだんと短くなっています。
※下肢長(足の長さ)=身長-座高
年齢別下肢長(平均値の推移)のグラフ

また「年代別比下肢長(5~17歳までの変化)」によれば、男子の場合は12~13歳の思春期を超えると急激に比下肢長の割合が下がってしまいます(比下肢長とは身長に占める足の長さの割合)。
※比下肢長(%)=下肢長(足の長さ)÷身長×100
年代別比下肢長(5~17歳までの変化)のグラフ

これらの統計データから分かることは子供たちの足は長くなっておらず、むしろ胴長短足傾向になっているということです。

特に先ほどの12~13歳の思春期を超えると急激に身長に占める足の長さの割合が下がっていることから、日本の子供は成長期に身長は伸びても足は長くならないということです。

つまり胴長短足ということなのです。

そうした現状では体が開きやすいため、幼少期から逆足の練習を繰り返すことは体の開きをますます助長するのです。

要するに幼少期から逆足練習を繰り返した子供たちは、大人になっても体が開くという悪い癖が直らないわけです。

文部科学省の統計データからも明らかなわけですし、日本サッカー協会としてもこうした育成年代の弊害にそろそろ気が付くべきでしょう。

さてこうした幼少期からの逆足練習の現状を踏まえ、次からは脳科学の点から逆足を使うことの意味を考えてみましょう。

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2.逆足練習と脳科学の関係

ここでは逆足を使う時に脳内ではどのような働きがあるのか?利き足と逆足の関係は脳科学的にどのように考えれば良いのか?という点について詳しく解説します。
なお、私のブログは中学生も読んでいるようです。
そこで専門的な表現を避け、出来るだけ分かりやすく説明したいと思います。
その際、脳科学的な解説はかなり簡略化するため、厳密にはやや異なる点があるかも知れません。
そうした点はあらかじめご了承ください。

(1)脳の働き

ヒトの脳は左脳と右脳に分かれていて、運動をする時は左脳が右半身を、右脳が左半身をコントロールしています。
また左右の脳は利き足や利き手とも関係しているので、右利きは左脳の働きによって指令を受けることになり、左利きはその反対ということになります。

左右の脳と脳梁

一方、左右の脳は「脳梁」という神経の束で繋がっています。
脳梁の役割は左右の脳の情報のやり取りや相互作用を行うものです。

簡単に言えば、脳梁は新宿の都庁の第一庁舎と第二庁舎をつなぐ連絡通路のように、たくさんの職員が行ったり来たりする…と考えてください。

都庁の第一庁舎と第二庁舎をつなぐ連絡通路

そうすると逆足と利き足の関係も、こうした左右の脳と脳梁の働きに影響を受けるのです。

(2)逆足を使う時の脳の仕組み

右利きのサッカー選手が逆足の左を使ってボールを蹴る時の脳の仕組みを考えてみましょう。
この選手は逆足の左を使ったことがほとんどないと仮定します。

この選手はふだん利き足の右を使うので、いろいろなキック動作は左脳でコントロールされます。

その際、左足で蹴る動作は右脳を使って記憶されていますが、ほとんど蹴ったことがないので情報不足により上手く蹴ることが出来ないはずです。
ところが、実際には上手い下手を別とすれば何とか蹴れてしまいます。

逆足で蹴る子供

これを脳科学的に考えると、先ほどの脳梁の働きが深く関係します。

逆足の左で蹴る時の右脳は情報不足なので、脳梁を通じて左脳(利き足の右)に記憶されたキックの動作の情報を引っ張り出してくるのです。

でもそれだけではありません。

先ほど運動をする時は左脳が右半身を、右脳が左半身をコントロール…と解説しましたが、左右の脳には共通の因子があることも関係します。
これは何を意味するのか?というと、例えば、歩く、走るなどの両足を使う動作を考えると分かりやすいと思います。

先ほどの解説では左足を動かす時は右脳を使い、右足を動かす時は左脳を…というように厳密に分けられているように思えますが、実はそうではありません。

両足を使う動作の場合、左脳と右脳が別々に働いているのではなく、お互いが協力して左右の足をコントロールしているのです。
この場合の両足を使う…とは、試合中に右足で蹴ったり、左足で蹴ったりという動作にも、そのまま当てはめることが出来ます。

つまり、こうした現象が左右の脳には共通の因子がある…という意味です。

要するに右脳と左脳がお互いに助け合って体を動かしてくれるわけです。
これは、とてもよく出来たメカニズムだと思います。

こうした現象は利き手と逆手の場合も同じです。

例えばあなたが右利きであったとします。
そして、左手を使って「サッカー」という文字を書いてください。
そうすると、字の書き順は右手で書いた時と同じようになっていませんか?
また本来なら何も書けないはずなのに、不思議だとは思いませんか?

これは何を意味するのかというと、利き手で書いても、逆手で書いても、左脳と右脳が脳梁を通じて助け合っているということです。

これは食事する時も同じです。
右利きの人が、逆手の左で箸を持っても何とか食事は出来ます。
やはり、これも左右の脳が助け合っているわけです。

(3)利き足のレベルの高さと逆足の関係

書道はふつう右手で書きますが、字の上手い人は逆手で書いても上手いです。

書道の文字

これは先ほどのように左右の脳が助け合っているからというだけの理由ではありません。

実はとても大切な事実が隠されています。

これは何かと言うと字の上手な人の左脳は、字の上手い書き方の動作(ハイレベルの字の書き方)を記憶しているということです。

そうすると字の上手な人が逆手で書く場合、左右の脳の働きはハイレベルの助け合いが行われるわけです。

こうしたことはサッカーの逆足と利き足の関係にも置き換えることが出来ます。

つまり、利き足のレベルが高い人ほど逆足で蹴っても上手いということです。

そうすると利き足のレベルを極限まで高めれば、逆足の練習は短期間で上達すると考えられます。
なぜなら逆足を練習する時も、先ほどと同じように左右の脳がハイレベルの助け合いをしてくれるからです。
そうした意味で、私たちの脳は、とても効率的なメカニズムになっているのです。

(4)利き足と逆足を均等に練習する矛盾

子供が幼少期からサッカーを始めて、毎日同じ1時間の中で左右両方の足を均等に練習したとします。
そうすると単純計算では利き足と逆足は30分ずつ練習したことになります。

利き足と逆足を均等に練習する子供

これに対して利き足だけの練習をずっと続けていたとしたら、どうなると思いますか?

10年以上経ったら、利き足のレベルに大きな差が出てくるはずです。
この場合、両足練習を続けた子供は利き足の練習を続けた子供と比べて利き足も逆足も半分しか成長しません。

これは脳科学的に考えても当然のこです。

例えば右利きの子供が右足だけの練習を続けた場合と、左右両足の練習を続けた場合とを比べてみましょう。
そうすると、それぞれの子供の左脳に蓄積された利き足のレベルの情報量(利き足がどれだけ上手くなったかという情報量)にも、大きな差が出て来ます。

利き足だけの練習を続けた子供の左脳に100の情報量が蓄積したとすれば、左右両足の練習を続けた場合は50しか蓄積されないという結果が出て来るのは誰でも簡単に分かるはずです。

そもそも両足練習を続けたからサッカーが上手になるというのではありません。
練習量の点から見ても脳科学的に考えても、利き足が上手くならないのは明らかです。

その結果、利き足だけ練習した子供が、例えばユース年代になって初めて逆足を練習したとしてもその時点の子供の脳にはハイレベルの利き足の情報量があります。
そうすると逆足の練習をする時は左右の脳が助け合うので、短期間で上達するのです。

このように考えると、日本の育成指導における両足練習は脳科学的に見ても大きな矛盾を孕んでいるのです。

(5)逆足練習を始める最適な時期

逆足練習を開始するうえでの最適な時期は、子供の骨格の完成時期を考慮する必要があります。

文部科学省の平成27年度学校保健統計調査報告書(昭和24~平成27年度の統計)によれば、子どもの身長は15歳くらいまで伸び続けますが、その後は伸びても数㎝です。
つまり日本の子供はこの時期までに骨格がほぼ完成するのです。

平成27年度学校保健統計調査報告書(昭和24~平成27年度の統計)の年齢別身長のグラフ

したがって、この時期までに利き足のレベルが高くなっていたとしたら、体の開きがなく体幹や軸足も安定しているので逆足練習を開始しても問題はありません。

またこの時点から逆足練習を始めても、脳科学的には短期間で上達することになります。

ただしこの時期までに利き足のレベルが低く、ドリブル、キック、トラップなどの全てのテクニックが完成していない場合は、逆足練習を初めても意味がありません。
その理由は、例えば右利きであれば左脳への情報量の蓄積(利き足のレベルが高くなったという情報)が足りていないからです。

そうした場合は明らかに練習不足なので利き足の練習を継続してレベルを高めた方が得策です。

ちなみに私の息子「とも」は2019年4月現在で14歳(中学三年生)です。
この2~3年で急激に身長が伸びたので、たぶん1年後までにあと数㎝伸びた後で成長がほぼ止まると思います。
一方、現在はまだ利き足の練習を継続していますが、ドリブル、キック、トラップなどのほぼすべてのテクニックが完璧になるまでには、あと1年くらいはかかると思います。
そうすると高校生くらいから徐々に逆足を練習したとしても、短期間で上達できるものと考えています。

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3.まとめ

これまで日本サッカーの育成指導における幼少期からの逆足練習の弊害、逆足練習と脳科学の関係などを解説しました。

また利き足のレベルを極限まで高めることで逆足の練習は短期間で済むことも解説しました。
そうした点で育成年代の指導には逆足練習の効率性も重要でしょう。

一方、日本では一部のスクールやクラブチームで利き足の重要性を説く指導が見られます。
そうした指導の多くは、利き足が上手くなれば逆足も上手くなる…とは言うものの明確な根拠は示されていません。

そうした点では利き足と逆足の関係を脳科学的に解明した記事は日本では初めてではないかと思います。

でも脳科学的に見れば、こうしたことは常識なのです。

今後はこうした科学的な視点を踏まえ、日本のサッカー指導者の多くがきちんと勉強して正しい育成指導をされることを願っています。

【画像引用:Youtube.com

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-サッカーの基本

執筆者:


  1. haruパパ より:

    はじめまして。いつもともパパさんのブログを参考にさせていただいております。
    息子は現在1年生で、サッカーをはじめて1年になりました。
    私自体サッカーの経験が全くなく、息子の夢にむかう姿勢に心を打たれてゼロから勉強をはじめました。いろいろ書籍や参考文献をネットで調べているうちにともパパさんのブログに出会い、息子と一緒にとも君の動画にならって日々のメニューを作成しています。
    1本下駄や足裏の強化トレーニングといった他所にはないメニューが息子は嬉しいようで従前よりサッカーが楽しそうです。

    過去のブログも殆ど拝見させて頂いたのですが、今回のテーマである【体が開く】の意味がいまいち理解できなくて苦しんでおります。①体が開いている?閉じている?状態がよく分かりません。ネットでいろいろと調べましたが、ともぱぱさん以外に参考になるような記載はありませんでした。

    効き足の重要性はよくわかるので、過去の記事を拝見させて頂いてからは効き足をメインの練習と変更したのですが(リフティング等)、②逆足の使用に関してはどの程度なら使用していいのでしょうか、弊害が出ないのでしょうか?(トラップの練習等は問題ないのか?)

    いきなりの質問となり申し訳ありませんが、アドバイスいただけますと有難いです。宜しくお願い致します。

    • ともパパ より:

      コメントをありがとうございます。
      早速お答えします。

      ①体が開いている?閉じている?状態がよく分かりません。

      ⇒具体的にどこが?どのように?分からないのでしょうか?
      それとも記事に書いたことが最初から最後まで、全く分からないのでしょうか?

      私としては、画像もたくさん使って分かりやすく記事を書いたつもりですが、もしも全く分からないとなると、かなり基礎的な点からの説明が必要になります。
      たぶん、他の読者さんも共通した疑問があると思いますので、そうした点には記事に追記することも検討したいと思います。

      そこで、申し訳ありませんが、具体的に、どこがどのように分からないのか?と言う点について、こちらの記事のコメント欄に投稿していただけないでしょうか?
      http://football-junior-training.com/open-body-football

      ②逆足の使用に関してはどの程度なら使用していいのでしょうか、弊害が出ないのでしょうか?(トラップの練習等は問題ないのか?)

      ⇒基本的には、子供の骨格の完成時期=15歳以降が逆足練習開始の最適期ですが、そのように考えているのは理由があります。

      それは、子供が高校生以降もサッカーを続けるのかどうか?ということです。

      例えば、高校からプロ(または大学)まで続けるのなら、利き足のレベルを上げることが最優先です。

      それとは別に、小中学校年代まで楽しくサッカーをしたいのであれば、今からでも逆足を使って良いでしょう。

      要するに、逆足を使うかどうかは子供しだいということです。

      でも、本気でプロを目指す!海外に行きたい!などの夢があるのなら、15歳くらいまでに利き足を優先するべきです。
      ドリブル、キック、トラップとも、全てのテクニックが完璧になってからの方が良いですね。

  2. 悶々ぱぱ より:

    連投失礼します!
    子供は何故か?サッカー大好きなんですよ!
    私はバスケ派なので日本代表戦でも
    見てなかったのですが…
    何かでメッシ選手を見てから
    取り憑かれたようにサッカーやってます!笑
    私もサッカー一辺倒よりは他のスポーツや
    遊びも重要と思ってて、かつトレーニング要素のある山歩きや、アスレチックなど
    遊びに行ってます!
    あと昔の日本の遊びって
    今で言うアジリティトレーニングや
    体幹トレーニングに近い物が多い事に驚きます!
    ケンケンパン、ダルマさんが転んだ
    竹馬、カンポックリ、鬼ごっこ、
    長廊下の雑巾掛けなどなど
    NBA選手が似たようなトレーニングしてるのを見ると不思議な感覚になります!
    もしかしたら昔の人はトレーニングを
    楽しくできるように考えてこう言った遊びを
    考えたのかな?なんて!笑笑

    • ともパパ より:

      とても素晴らしいお父さんですね。
      正に、子育ての見本だと思います。

      それと子供さんが小学生のうちは、お父さん自身が最も身近なコーチです。

      そうした点では、子供さんとの時間を大切にされているので、とても良い事だと思います。

      これからも、ぜひ頑張ってください。

  3. 悩み中 より:

    初めましてこんにちは。いつも勉強させていただいております。

    利き足のポイントで有名な某アカデミーにて課題をこなし、現在テニスボール各部1000回のトレーニング中の小4です。
    (サッカーボールでのインステップ~各部100回づつ~チョンチョン1000回は2年生の時に達成)
    小1から水泳もやっており週2回1㎞ほど泳いぎ現在バタフライを習得中です。
    3年生の夏頃に地元のスポーツ少年団に入団したのですが、コーディネーションやSAQもイマイチで、上半身と下半身の連動も出来ていないので動きがぎこちなく、やってきた技術力を出しているような活躍が出来ていません。
    動き方や受け方・体の向きなど色々言われて考えすぎて動きが硬くなっているようにも見えます。もちろん技術力不足だということも認識しております。

    そこで、1年くらい某アカデミーを休み、体操教室にでも行ってみようかと考えています。
    サッカーはアカデミーの利き足のポイント自主練と少年団、コーディネーションを体操教室というのもありなのでしょうか?
    それとも一本歯下駄やラダートレーニングなどで習得できるものなのでしょうか?
    最近一本歯下駄とタニラダーをやり始めたのですが、小学生1人でやってちゃんとやれるものなのか、親が見本を見せれないので子供に伝えるのがとても難しいです。
    ともパパさんの動画を見せても子供が理解できているとは到底思えません。
    子供はプロサッカー選手になりたいと強い気持ちをもって毎日トレーニングに取り組んでいるのに、試合で出し切れず親としてのサポート不足で最近子供に対して申し訳ない気で一杯です。
    泳ぎ方も堅かったのですが最近各泳法リズミカルに動けるようになってきており、苦手なバタフライが上手になれば上半身と下半身の連動が出来てくるような気がするので、今のままボールコントロールトレーニングを続け気長に待った方がいいのか、今思い切って行動した方がいいのか日々悩んでいます。
    乱文で申し訳ありませんがアドバイスいただけたら幸いです。

    • ともパパ より:

      コメントをありがとうございます。
      早速ですが順次お答えします。

      「サッカーはアカデミーの利き足のポイント自主練と少年団、コーディネーションを体操教室というのもありなのでしょうか?
      それとも一本歯下駄やラダートレーニングなどで習得できるものなのでしょうか?」

      ⇒子供さんは現在小4ということですが、少年団の入団前(特に就学前)にサッカー以外のスポーツは経験されていましたか?
      もしも、運動経験が少なかったとしたら、これからでも遅くないので、いろいろと身体を動かすことが大切です。
      そうすることでコーディネーション能力を養成出来ます。
      また、最近一本歯下駄とタニラダーをやり始めた…とのことですが、すぐに結果が出るものではありません。
      そうした点はご理解ください。

      そこで、

      1.一本歯下駄を毎日5~10分程度で良いので、数か月続けて身体能力を覚醒させる。
      2.その後、体操教室に通わせても良いですし、次の記事の後半にあるような体操を練習させても良いでしょう。
      この辺りは子供さんと話し合ってみてください。
      http://football-junior-training.com/child-football
      3.タニラダーの件ですが、せっかく購入したのですから先ずは練習しましょう。
      4.利き足のアカデミーと少年団の件ですが、このままで良いかどうかは子供さんと話し合ってみたらいかがでしょうか?
      5.SAQに関しては足が速いのであれば何とかなるでしょうが、そうでなければ過去記事を参照のうえ、いろいろなトレーニングを取り入れてみてください。
      http://football-junior-training.com/category/%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0
      http://football-junior-training.com/category/physical-ability

      「最近一本歯下駄とタニラダーをやり始めたのですが、小学生1人でやってちゃんとやれるものなのか、親が見本を見せれないので子供に伝えるのがとても難しいです。
      ともパパさんの動画を見せても子供が理解できているとは到底思えません。」

      ⇒手本が見せることが出来ないのであれば、子供さんの動きをビデオなどで撮影するなどして、動きが正しいのかどうか?一緒に確認されたらいかがでしょうか?
      小4であれば、ある程度の判断力はあるはずです。

      「泳ぎ方も堅かったのですが最近各泳法リズミカルに動けるようになってきており、苦手なバタフライが上手になれば上半身と下半身の連動が出来てくるような気がするので、今のままボールコントロールトレーニングを続け気長に待った方がいいのか、今思い切って行動した方がいいのか日々悩んでいます。」

      ⇒いろいろと手を出すよりも、目の前にあるものをコツコツと続けることが大切です。
      決してムダなことはありませんし、子供さんの成長を待つことも必要です。
      親の気持ちがブレると子供ながらに感じ取って不安になるだけです。
      優しく見守ってあげることも大切ではないでしょうか?

      以上ですが、参考にしていただけますと幸いです。

      • 悩み中 より:

        返信ありがとうございます。
        とてもわかりやすく助かります。

        就学前はごくごく普通の未就学児でした。
        なのでスキャモンの発育曲線などを見て不安になり相談した次第です。
        プレゴールデンエイジやゴールデンエイジという言葉を気にしすぎていたみたいです。とりあえず4年生の間はこのまま子供の成長を信じ応援しながら見守っていこうと思います。

        まずは数か月間一本歯下駄を日課とし「歩き~ジョグ~スキップ~ジャンプ~捻り」からやってみることにします。
        ボールを持った時に焦って上半身が硬直しないようになってくれることを祈ります。

        走力は、短距離がクラス30人中3,4位、持久走は学年90人中毎年1位です。初速が遅いので膝抜きを練習させてみようかと思います。

        また分からないことがあったら質問させて頂きますので宜しくお願い致します。

      • ともパパ より:

        どういたしまして。

        ゴールデンエイジは科学的根拠の乏しい理論です。

        http://football-junior-training.com/golden-age

        何も心配する必要はありません。

        それと足は速そうなのでSAQは問題ないですね。
        たぶん、子供さんは少年団の練習で単に戸惑っているだけです。
        だから、上半身が硬直するとか…ぎこちなさを感じるのでしょう。
        でも、経験を積むことで変わってくるはずです。
        これからのお父さんのアドバイスとして、「リラックス!」を口ぐせのように繰り返すのも効果的です。

        利き足のアカデミーを続けて体の開きはないはずですし、一歩歯下駄を続けて2~3年経てば、今からは想像出来ないくらいに成長します。

        私の息子「とも」は、幼少期は身体能力の低い子供でした。
        でも、頑張って変わりました。
        「とも」が出来たのに、他の子供が出来ないわけがありません。

        子供さんの可能性を信じて、気長に見守ってあげてください。
        ブレイクスルーは必ず訪れます!

        http://football-junior-training.com/football-growth

        ぜひ、これからも頑張ってください。

  4. 悶々ぱぱ より:

    いつも参考にさせて頂いてます
    わかりやすい記事ありがとうございます!
    息子は1年からサッカーを始め、今2年になりました。
    私はサッカー経験は無く、バスケをやっていたので、軸を作る事や、重心移動、下半身から上半身の力の連動等、スポーツの身体の使い方を
    重要視してます。
    チームではそう言った指導はまったく無いので
    サッカーのそう言ったトレーニングは無いか?と探してトモぱぱさんを知ってコレだ!と思い
    参考にさせてもらい、一本下駄なんかも取り入れ利き足メインで先ずはしっかり軸を作ろうと
    ドリブルもリフティングもやって来ました。
    良い感じで軸も出来てきつつある所に
    チームのコーチが変わり「両足使え」を
    強要さるんですよね。
    ペンギンみたいに身体が開いてしまうような感じです、私の子以外でも、まだ利き足すらまともにドリブルやリフティング出来ない子にも
    逆足を使えと指導してるので軸足も何も無い動きになってしまってます!
    他のコーチもまだ早いと助言しても
    「将来困るから」と曲げませんし
    ウチの子が「今利き足が出来て来てるから反対は後でも良いですか?」と言うと
    やれないなら出ろ!と練習から外されてしまいました。
    コーチの言うことを聞かないと練習にも参加出来ないし、かといって利き足メインで掴みつつある大事な時期に両足ドリブルやらせたくは無いし、まいってます。
    すみません、ただの愚痴です。
    コーチに色々なスタイルや、練習法に理解が無く頑なで、染めようとし、かつ決定権を握ってるので困ります。
    なぜに町のボランティアコーチはこう言う輩が多いのでしょうか?溜息です。

    • ともパパ より:

      コメントをありがとうございます。

      このボランティアコーチは最悪な指導者ですね。
      日本の子供たちが上手くならいないのは、こうした人たちが多いからです。
      サッカーのことも知らない、育成も出来ない、何の勉強もしていないのでしょう。
      子供さんが小二ですから、今は団子サッカーの時期ではないでしょうか?
      だったら、体を動かすことを優先して遊ばせるつもりで指導しても良いくらいです。
      そうした中からコーディネーションやSAQが身に付くと思います。

      ちなみに、海外では幼少期の指導者はベテランが多いようです(ブラジルでもそうでした)。
      私がクラブの代表なら、こうしたおかしな指導者はすぐに辞めてもらいます(笑)。

      日本では、こうしたコーチたちは、どこのチームでもいると思います。
      これが日本の現状です。

      ちなみに、「とも」は小1の冬休み前に地元のサッカークラブに入団しました。
      おっしゃる通り両足練習はありました。
      その際、私から「とも」に伝えたのは、「その辺は適当にね…」だけです。

      その後、三年の終わりまでクラブに所属しましたが、四~五年は無所属になってひたすら自主練を繰り返しました。

      六年になって半年だけ少年団に入団して、いろいろと試合経験を積みましたが、対戦相手の子供たちはやはり体の開いた子が多かったです。
      試合では、強豪チームの子供たち相手に股抜きを繰り返していました(笑)。
      もちろん両足練習は「適当」でした。

      その後、現在は中三になりましたが、部活にも入らずひたすら自主練だけです。
      試合経験はありませんが、そうしたものは一週間もあれば何とかなります。
      でも、テクニックは一生ものです。

      私が思うに小学生年代のサッカーは、自主練だけでも良いように思います。
      それだけでも、立派なサッカーです。
      もちろんクラブに入団して活動を続けるのも良いと思います。

      その際、大切なことは、子供自身が将来何を目指すのか?今は何をやるべきか?という目的意識をきちんと理解することです。

      一方、お父さんのお考えとしてサッカーが上手くなるために、今は何をやれば良いのか?

      そうした点では、
      1.コーディネーションやSAQを高める。
      2.幼少期の多様なスポーツ経験としてサッカー以外の競技も取り入れる。

      そう考えると、お父さんが経験されていたバスケットボールはかなり役に立つと思います。
      もちろん、ご自身のスポーツに対する理解はかなり深いとお見受けします。

      そうした点も踏まえ、子供さんは、まだ小学校低学年です。
      いろいろな運動経験をさせるという点で、スポーツの多様化も検討されたらいかがでしょうか?
      もちろん、友達との遊びも必要ですけど。

      • 悶々ぱぱ より:

        返信有難うございます!
        共感して下さる方がいるのはホッとできますね。
        実はこんなスポーツの身体の使い方も知らない素人のコーチの指導をうけるくらいなら、本人の練習の目的意識、何の為の練習かがわかるまでは
        サッカーチームに入らず
        むしろ身体の使い方を学べるような
        体操や空手などをやっても良いかな?
        なんて考えてました。
        バスケでは身体使い方を知らなければ
        3ポイントなど、届かないので
        やり始めから割とそう言った
        力の伝達や、軸を指導されていたので
        サッカーのこの指導には違和感ありありです!
        そしてボランティアコーチは頑な頑固で聞く耳無し!
        私的には特にプロになれ!と言った
        気持ちは有りませんが
        もし子供が、僕プロサッカー選手目指す!なんて言った時、現実を見ても
        目指す気持ちが無くならない位に
        基礎はしっかりしてあげたいな、と
        思っております。
        子供の夢を預けられるような
        素晴らしいコーチって居ないもんですね!